浦上栄先生の射技概要【会員専用】

お問い合わせ】【浦上栄先生の貴重な言葉の数々】【流派について!】【来たれ!心熱き人たち】【私たちの練習方針】【日置流印西派 体配】【会員用「喜の字のお祝い」の動画】【会員用 浦上栄先生の射技概要

「日置流弓術射道大意」には、「射道の本意は肝を練り自己を正しくして…と」書かれている
ゆえに栄先生の射技を学ぼうとする人は

まず、自分のをよく見つめ正しい精神状態を保った上で学ぶ必要がある

以下の資料は「弓道教本第2巻の浦上栄先生の言葉」「紅葉重ね」「もみじの春秋」による

           
教本第2巻の浦上栄先生の言葉     紅葉重ね           もみじの春秋

このような恵まれた資料が整えられたことに、私たちは関係者各位に心より深く感謝いたします。
これらを本棚に飾り眺めているだけなら、宝の持ち腐れになります。しかしよく読み込んで実践していく時にそれは光り輝く宝になっていきます。あなたはいかがですか?
私たちは浦上栄先生の言われた次の言葉に恥じぬよう、日々努力を続けたいと思います!

「…しかし理論は永久に消滅は致さぬと思います。いづれ他日、上手な熱心な方が出られて、日置流の技の真髄を永久に伝えてくださるであろうことを、私は信じて疑わぬものであります「もみじの春秋」「同門会たより」

射技概要ー紅葉会会員専用

下に記すのは栄先生の射技の概要であるので会員各自、実際に資料を開いて学ぶことをお勧めします(スマホなどに取り込まないで自分の資料を開き書き込み、線を引き何度も何度も学ぶべきである)

日置流射法は、12節である。(8節ではない)

1、足踏 矢束の準・中墨の準・扇子の準・権足の中準

日置流では左足は爪先に右足はに力を入れて前後の動揺を防ぐ
(左前三角に弓構えし打ち起こすときには、自然とそうなるはずである
また、左足の方が角度が広くなるのも、ごく当然である)


「第2巻」p66 「紅葉」p49 「春秋」p80

矢束の準身長の半ばを以て適度に踏み開く 目縄を引くとも言われ、まづ的を見て左足を半分踏み開き面を伏せて的と左足を連れる一直線延長上に右足を半分踏み開く
中墨の準:左右両足の親指と的とが一直線になるように左足、右足と左右を開く、故にどこの立とうが的は狙えるはずである。一つ的でも各自の射位から行射できる
扇子の準ー外八文字で各自の矢束だけ開く、角度はおおよそ八~九十度くらい
権足の中準ー日置弾正の「初矢一筋に習いあり」参照…右足で調整(第2巻
体を支える重力の中心は、左足は爪先に右足は踵に入れて前後の動揺を防ぐ

2、胴造り: 袴腰の準


「弓道教本第2巻の浦上栄先生」p76 「紅葉重ね」p49 「もみじの春秋」p81

腹部を僅かに前方に屈し腰を引いて袴の腰板が(帯をする辺り)がピッタリ腰に付くようにする そして両膝全体を少し内側に締める心持が良い

取懸け: (夜の弓の習い

「弓道教本第2巻の浦上栄先生」p88 「紅葉重ね」p49 「もみじの春秋」p83

矢筈の下3~4寸下で親指の腹を十文字(直角)にあて、親指を軽く屈め、弦の外から人差し指、中指の二指で親指が反らないくらいに軽く押さえ、矢筈の下3~4寸下から弦をこき上げて矢に取添える。引き初めから離れに至るまで、この弦の懸口(かけぐち)の十文字を崩さぬことが肝要である。故に弓弽もふさわしいものでないと無理が生じる。ですから、栄先生の射を研究しようと思う人はまず、栄先生が考案された弓弽を使用することは大切です。  理想型の弽…「紅葉」p144参照

(闇夜で矢をつがえる場合には、所定の位置に矢がくるように中仕掛けつゆ玉を作るのは合理的である、浦上道場で練習させていただいていた頃は皆そうしていた。また当時は麻弦しかなかったのですぐに弦切れしたので、替え弦を作るのも上手になり僅かな時間で作っていた記憶がある)

筈が体の中心 その位置で矢筈の下3~4寸のところで拇指の腹(弦枕)を弦に十文字にあて、静かに筈のところまで、こすり上げ拇指の付け根を軽く曲げ中指、人差し指の第三関節で拇指を軽く押さえ弦を拇指にからませ、人差し指で軽く矢を支える。

手の内: 「紅葉重ね

手の内の作り方は、上記の3冊に具体的に述べられているので各自よく学ばれたい。

日置流では手の内の整え方を「紅葉重ね」といいその働きを「角見」の働きという。拇指と人差指の股を一般に虎口と呼び、日置流では虎口の一部即ち、拇指根の弓に接したところを特に「角見という

先人が「角見の働きを味あう事なくして射を語る勿れ」と叫んだのもこれで、この働きなくして的中したとして何等価値ある射ではない。

手の内を整えて且つ変化なからしめようとする意図のもとに斜面打ち起しが工夫された…と述べられている。
:

弓構: 頭持ちの準 (目尻、目頭)

物見とは、やよとは人の呼ぶときに、射ると答えて見むく姿よ

  

6、打起し: 円相が尊ばれ形の上にも動作にも丸味が必要 (三分の一の矢尺を保ち

勝手にて上がるとこまで高く打ち起し、前部より額が見えるように。水流れ。

7、引分け三分の二:矢束の三分(部)二を引き込んだ時を言う

勝手は耳を超えて位にして、矢は眉または目の高さで水平となる。(矢束の三分の二ではない)

8、詰合い:(日置流ではとは言わない

相応の矢束を引き納めたとき、頬に添う(頬骨の下)

9、伸合い: 「引く矢束 引かぬ矢束に ただ矢束 放つ 離れに はなさるるかな

最初は「ただ矢束」であるが、次は弛まぬように「引く矢束」の稽古をし、その功を積んだなら「引かぬ矢束」とならねばならない。ここに「伸び合い」と矢束の大切な関係がある

10、やごろ:(鉾伏の準を参照)

伸び合いから離れの時期に至る一瞬間を「やごろ」と言う。離れたからやごろであって、やごろであったから離れたのである。

11離れ:( 雨露利の離れ)(鸚鵡の離れ)

無我の内に離れるのを「自然の離れ」と言う。「離れを弓に知らせぬ」法である。

しかし初心者は、このような軽い離れを望んで掛かったのでは、到底到達し得ないどころか、かえって弊害をさえ生じる。なぜなれば、軽い自然な離れは十年も二十年も修練を積んだ人にして初めて実現し得るもので、それを初心者が希望するのは全く無理な注文である。だから始めは非常に鋭い離れを練習していれば、時を経、矢数を重ねるにしたがって次第に円熟し、遂には軽い離れが出来るようになるのである。

12、残心:(武徳会設立の時に栄先生がこれを入れることを強く推奨された節

残心は射の総決算の時で、足踏みから全ての働きの余勢がこの時に表現され、自然の形や動きが期せずして整うのである。求めて得られるものでなく、自然の姿であって、最も大切な部門である。

四寸八寸の離れ

上記、射技概要の全ての文章は「紅葉重ね」「教本第2巻栄先生の言葉」「紅葉に春秋」から取られています。ご自分で確かめてください!( … )で囲まれた文章は僭越ですが管理人が解りやすくするために付け加えたものです

重心と気息について
「第2巻の浦上栄先生」p79「紅葉重ね」p49「もみじの春秋」p81

狙いについて(準備中)

トップページに戻る

当HPに記載の記事、情報、写真等すべてのコンテンツの無断複写・転載等を禁じます。

浦上栄先生の日置流印西派を学ぶ
タイトルとURLをコピーしました