浦上栄先生の射技概要Ⅲ(会員用ページ)

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日置流印西派:浦上栄先生の射技編

資料は「弓道教本第2巻の浦上栄先生の言葉」「紅葉重ね」「もみじの春秋」

2015-04-04 10.50.01 2015-04-04 11.32.06 2015-04-04 10.59.58 「型の完成」他にもありますが、上記三冊をよくよく読み込んで実践すれば、それだけで充分です。

このような恵まれた資料が整えられたことに、私たちは深く感謝いたします。
001

そして浦上栄先生の言われた次の言葉に恥じぬよう、日々努力を続けたいと思います!

「…しかし理論は永久に消滅は致さぬと思います。いづれ他日、上手な熱心な方が出られて、日置流の技の真髄を永久に伝えてくださるであろうことを、私は信じて疑わぬものであります」「もみじの春秋」「同門会たより」

※下記資料の概略部分は、研究用に用いてください。ご自分の資料を開いて学んで下さい。焦らずに!

日置流射法は、12節である。(8節ではない)

1、足踏矢束の準・中墨の準・扇子の準・権足の中準

日置流では左足は爪先右足はに力を入れて前後の動揺を防ぐ

的の星から縄を引きその縄に両足の親指がかかるように踏む。(目縄を引く)故に抱き的、背負い的などという表現はでてこないはずである。

開く角度は80~90度位(十二件の軍扇を八軒開いた角度)で自分の矢束(身長の約半分)だけ開く


「弓道教本第2巻の浦上栄先生」p66 「紅葉重ね」p49 「もみじの春秋」p80

貴方の足踏みの角度、広さはどれ位ですか?・射位だけは記されているけど、立ち位置が決められてない場合はどこに立ちどのように左右の足を開きますか?・権足の中墨とは何ですか?・足裏の重心はどこにありますか?・それは最後まで変わりませんか?・変わるなら何時どのように変化しますか?

2、胴造り: 袴腰の準


「弓道教本第2巻の浦上栄先生」p76 「紅葉重ね」p49 「もみじの春秋」p81

貴方の胴はまっすぐですか?・杉のように棒立ちに硬直していますか?それとも盆栽に似ていますか・胴が浮かない体構えとは、どのように作りますか?

腹部を僅かに前方に屈し、腰を引いて腰板が(帯をする辺り)ピッタリ腰に付くようにする。

 

取懸け: 夜の弓の習い 弦がらみ 弦の懸口(かけぐち)の十文字

 
「弓道教本第2巻の浦上栄先生」p88 「紅葉重ね」p49,144「もみじの春秋」p83

夜の弓の習いとはどのようなことを言うのですか?中仕掛けとの関係を説明してください?弦がらみとは何か説明できますか? 弦の懸口は十文字なぜ大切ですか? それにはどんな弓弽が必要でしょうか? なぜなら、それは栄先生の教えを理解するには、なくてはならないものなのです。

手の内: 「紅葉重ね」

日置流では手の内の整え方を「紅葉重ね」といいその働きを「角見」の働きという。拇指と人差指の股を一般に虎口と呼び、日置流では虎口の一部即ち、拇指根の弓に接したところを特に「角見という

先人が「角見の働きを味あう事なくして射を語る勿れ」と叫んだのもこれで、この働きなくして的中したとして何等価値ある射ではない。

 
「弓道教本第2巻の浦上栄先生」p94 「紅葉重ね」p50「もみじの春秋」p83,93

貴方は答えられますか?紅葉重ねとは何のことでしょうか?・虎口とはどこを指しますか?・角見とは何のことでしょうか?・手の内を整える時の右手の位置(矢筈)はどこにあるべきでしょうか?・なぜ、そのようにして整える必要があったのでしょうか?

弓構: 頭持ちの準 (目尻、目頭)


「弓道教本第2巻の浦上栄先生」p101「紅葉重ね」p50 「もみじの春秋」p84

頭持ちとはやよとて人の呼ぶときに、いると答えて見向く姿よ

栄先生はこれを教える時、何時も左前三角の方に立たれて〔ポンと手をたたかれ○○君〕と呼びかけられ ごく自然に物見をするように教えられました。これが目尻、目頭です。これは狙いにも大きく関係するので大切な教えです。正面からの転向者は往々にして向きすぎる傾向があります。(私もそうでした項(うなじ)の髪の毛が2~3本ひきつるような気持ちで的をみる(も)

貴方は答えられますか?目尻、目頭とは、何のことですか?・頭持ちとは、どのようなものですか?力いっぱい的の方を向きますか?・前三角との関係は?矢筈の位置はどこにありますか?・矢束の三分の一を押し開く時の弓と拇指との関係は?

6、打起し:


「弓道教本第2巻の浦上栄先生」p106「紅葉重ね」p50「もみじの春秋」p85

貴方は打ち起こすとき、押手、勝手どちらの手を優先的に上げますか?・どこまで上げますか?・その外見はどのようなものですか?・的はどの位置にありますか?

7、引分け三分の二: 矢束の三分(部)二を引き込んだ時               浦上栄先生が付け加えられた大切な節

勝手は錣、兜の吹返しの外を引く(目通り4寸の外を引く)弦からみ、親指の反らしかた、に注意し強弱なくどこも同じに力を入れ、左右の力の平均を保つ

押手は弓を押すとともに下膊内へ捻り気味に真っ直ぐに伸ばし肩先から拳の先まで滞りなく押し込む。


「弓道教本第2巻の浦上栄先生」p126「紅葉重ね」p51「もみじの春秋」p85

貴方は答えられますか?⇒矢束の三分二(部)を説明してください。引き込んだ時、的はどこに見えますか?勝手の位置はどの辺りですか?右手と額との位置関係は?この時、矢は的に向かっていますか?いませんか?・大切な事として⇒貴方は打起しから引き分ける時、矢を引きますか?それとも弓を引きますか?

8、詰合い:矢は頬に添う(頬骨の下)  (日置流では会とは言わない)


「弓道教本第2巻の浦上栄先生」p135「紅葉重ね」p51「もみじの春秋」p86

説明してください⇒詰合とは、どの様な状態のことですか?そのあとに次ぐ伸び合いとの関連についてどう説明しますか?

9、伸合い:詰合から(やごろ)に至るまで押引きすることを言う。


「弓道教本第2巻の浦上栄先生」p142「紅葉重ね」p51「もみじの春秋」p87

説明してください?【引く矢束 引かぬ矢束に ただ矢束 放つ 離れに はなさるるかな】とは?押引きとはどのようにすればよいのでしょうか?詰め合いとの関係は?具体的に説明してください!

10、(やごろ): 伸び合いから離れの時期に至る一瞬間


「第2巻の浦上栄先生」p142-147「紅葉重ね」p49「もみじの春秋」p89
「紅葉重ね」p90 (鉾伏の準を参照)

説明してください?伸び合って頑張っているのに、なぜが来ないのですか?

11離れ: 雨露利の離れ 鸚鵡の離れ 「離れを弓に知らせぬ」法

豪快な押手・豪快な残心……!  4寸・8寸の理想的な残身!

      現在ではこのような素晴らしい射には、お目にかかれません。

 
「第2巻の浦上栄先生」p154-157「紅葉重ね」p51「もみじの春秋」p88

説明してください?なぜ、矢色が出るのですか? なぜ、的中した時の穴が大きいのですか?

12、残心: 四寸八寸の離れ                               (武徳会設立の時に栄先生がこれを入れることを強く推奨された節)

 
「第2巻の浦上栄先生」p164「紅葉重ね」p51「もみじの春秋」p91 ( 射開き)

説明してください→残身はつくるものですか?どのように練習していけば、栄先生のような軽妙で綺麗な残身が身に付きますか?

射全体に要する時間:二十秒位が適当であろう。(第二)・弓構え動作ー2秒 ・打ち起し動作ー2秒 ・打ち起し止まってー2秒 ・引き分けー2秒 ・三分の二止まってー2秒 ・三分の二止まってー2秒 ・三分の二から詰め合いまでー2秒 ・三分の二から離れまで(詰め合い、伸び合い、離れの瞬間まで)ー6秒 ・残心ー2~3秒

 

※鉾伏の準ほこぶせ「紅葉重ね」p90 (鉾伏の準を参照)

「自然の離れ」に繋がる大切な部分→「離れを弓に知らせぬ法」

説明してください→ 鉾伏とはどんな状態のことでしょうか?手の内の作り方。胴作りとの関係を説明してください。

重心と気息について
「第2巻の浦上栄先生」p79「紅葉重ね」p49「もみじの春秋」p81

狙いについて

ここまで、ご自分で資料を読み込まれ、質問に答えられた方は、射技詳細(パスワード保護)にお入りください!
決して結論を急いで先に進まないでください!楽をしないでくださいね!


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※但し入会依頼1年以上の方で、真に浦上栄先生の射を学びたいが理解出来ないことが多い方は遠慮なく申し込んでください。共に考えましょう!

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