浦上栄先生の日置流印西派を学ぶーそのⅡ

これは稲城紅葉会の新しいホームページそのⅡです。そのⅠへ
私たちのことをより深く知っていただくために、詳しい資料や会員専用ページを設けました。ご覧ください。

私達の永遠の師 一世の師と仰がれた浦上栄先生を慕う そのⅡ!

浦上栄004

冒頭で浦上栄先生の貴重な言葉を思い起こすことは大切です。

…私としましても、六十余年この流儀に精進してまいりましたが、それも射法が合理的であるからだともいえると思います。しかし先輩の諸先生方は皆故人になられまして、親に似ない不肖の私が非力の身を以てその殿(しんがり)をつとめて居ります。私の父は実に熱心な人でありましたが、丁度弓がすっかり廃れて、これから多少盛んになろうかという明治三十八年に物故しましたが、今日皆さんのご尽力で斯くも盛大をもたらしました有様を目のあたりにしましたら、さぞかし、どんなに喜んだでありましょうかと、私はそれを思う毎に何時も感慨無量なるを禁じ得ないのであります。しかし理論は永久に消滅は致さぬと思います。いづれ他日、上手な熱心な方が出られて、日置流の技の真髄を永久に伝えてくださるであろうことを、私は信じて疑わぬものであります。」                 「…日置流と私」(「同門会たより」日置流の特徴より)
私たち稲城紅葉会は、この浦上栄先生の言葉に深い感動を覚えるものであります。然し私たちは未熟者の集まりですのでその技の真髄を充分に味わうことは至難の業です。然しその合理的な技の片鱗を少しでも理解できた時の喜びは何にも比べられないものであることも味わっています。そしてその喜びが、さらに私たちを前に押してくれます。ですから、私たちは段や称号を取ることよりも技の真髄を味あうことに情熱を傾けたいと思います。

こうした教えを現代の私たちに残してくださった栄先生は偉大です!

そもそもこうした教えは、昔は秘伝として代々口伝で伝え行かれたものですが、それがまた、詠になり伝えてゆかれました。然しそれは凡人ではなかなか理解できない難解なものです。例えば日置流60か条の巻物でも読んだだけでは殆ど解りません。しかし栄先生はその秘伝の技を広く後代に伝えるために惜しげもなく、平易な言葉にして開示し、現代の私たちに残してくださいました。

その一つは「弓道教本第二巻ー栄先生の言葉」です。それに「紅葉重ね・離れの時期・弓具の味方と扱い方」があります。他にも資料は多々ありますが、その二冊だけでも良く読み込ん理解して実践していく時に栄先生の教えの偉大さが見えてきます。

平易な言葉にして表現するということは、ご自分が並々ならぬ努力を重ねられたが故に表現できるものに違いありません。「矢数を掛けよ!」参照

書物は持っているだけでは何の役にも立ちません。まず何度も何度もよく読みこんで知識として蓄え、そしてそれを必要な時に活用する能力、知恵、経験がさらに必要になってきます。そしてそれを自分の引き方に拘らずに、勇気をもって実践してゆく時に、として現れると理解しています。即ち体得していくのです。

そうです、私たち稲城紅葉会は日本の伝統ある弓術,浦上栄先生の日置流印西派を少しでも学び技の真髄を少しでも味わいたいと思っています。
ですから、私たちは段や称号を取ることに情熱を傾けることはありませんし、そのゆとりもありません。

私たちの練習方針

いつも、浦上栄先生の言われた言葉が基本になっています。

その教えから離れ、個人的な解釈個人的な射法を取入れることは絶対にしません

CIMG3002 「日置流弓術射道大意」

何か困難に直面した時はいつも基本(浦上先生の言葉)に戻ります。結果、いろいろな人の意見や、現代弓道の流行に惑わされることなく、安心して練習に励めます。
日本の伝統ある弓道に関心のある方は是非おいでください。そして同じ意思を持つ仲間と一緒に学んでみませんか!

弓を引くことが本当に楽しくなりますよ!

現在、浦上栄先生から直接指導を受けた、いわゆる直弟子は、ごくわずかにになっています。(平成26年2月)
そしてその直弟子から学ぶ機会も、あとわずかの時間しかありません。

私たちは現在、東京都稲城市の総合体育館の弓道場をお借りして多くの場合、〈火)(木)(日)(祭)のpm3:40~6:30に練習をしています。気楽においでになり声をかけて見てください。
経験がなくても、なにも心配することはありません、むしろ初心者の方は大歓迎です。
なぜなら、「初心者の方」のほうが、変な癖がついていないので、しっかりした基本を学ぶには最適です。進歩も断然早いです!
私たちは時間をかけて丁寧に個人指導させていただきます。

また射技の指導者は一人であるべきです。次の教歌が示す通りです。
「人の弟子 かまえて弓をそしるなよ その人毎に思いありせば」

特に浦上栄先生の教えに付き従い、学ぼうとする時それ(個人指導)は大切な事となります。人によって体力、素質、性格など様々ですので、その人、個人個人の進歩の状況を見極めつつ指導していかなくてはなりません。また、当然のことですが指導者はその指導が栄先生の教えであることを資料「教本2巻栄先生の言葉」「紅葉重ね」「紅葉の春秋」などから裏付けられていることも伝えていかなくてはなりません。そして長い時間、長い期間心をこめて、その人に付き添う必要もあります。
事実、弓道の射法は、十羽一絡げで大勢の人を集めて教えられるようなものではありません。

「初心者の方は大歓迎です」 
弓道は大変難しい武道ですが、浦上栄先生の合理的な教えに従ってコツコツ学んでゆけば、やがて弓の面白さが解ってきます。熱心に学べば学ぶほど楽しくなります。
そしてあなたに必要なものは強弓を引くための腕力ではありません。それは粘り強く自分と向き合う精神です! その様な気持ちを持たれる方には、私たちは喜んで心より援助し、あなたの背中をいつまでも押します。
又いつでも経験できますので遠慮なく気軽においでください。同じ気持ちを持つ仲間と一緒に学び続けることができます。
もちろん道具は、最初の期間はお貸しします。しかしそのうち自分の道具が欲しくなるはずです。

一方「他の引き方を学んで来られた方」でも、伝統ある日置流印西派を学んでみたいと真剣に思われる方は大歓迎です。どうぞ、白紙になっておいで下さい。
「お願い」
※時折、弓道経験者の中には少しの期間だけ、日置流の技を学んで自分の段取り競争に取り入れようとする人たちも訪問されます。
どうぞ、真面目に伝統ある日置流印西派を学びたいと願われる方だけおいでください。皆で心より歓迎いたします。010s

さまざまな教えで混乱する現在の弓道界の中で、一つの伝統ある弓道日置流印西派を学べるのは大きな特権です!
浦上栄先生が残された素晴らしい教えを私達と共に学びあいましょう。お待ちしております。

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関心のある方は、「お問い合わせ」の頁をご覧ください。(ホームページそのⅠへ

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