浦上栄先生の日置流印西派を学ぶ Ⅲ

私達の永遠の師 一世の師と仰がれた浦上栄先生を慕う! 稲城紅葉会 

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日本の弓は、本来その発展をたどれば、

騎射ー小笠原流(馬上での射を目的とする) 

歩射(ほしゃ)ー日置流、吉田、印西、雪荷、大和(徒歩にて近き敵を射る、現在の15間の近的) 

堂射ー道雪、竹林、大蔵(三十三間堂の通し矢を目的とする)の三射に分類でき、

そのいずれも、その目的に適するよう 射法弓具 が発展してきました。私たちが学んでいるのは、その中の歩射浦上栄先生の印西派に属します。

私たちの目指すところは、明治、大正、昭和と活躍された浦上栄先生の貴重な教え、日置流印西派弓術を学ぶことです。そしてその技の真髄を少しでも味わいたいと願う人たちが集まっています。もし貴方がそう願われる一人なら、是非ご一緒に学びあいましょう!

私達はその教えから決して、ブレません。多くの集まりはトップが入れ替わると、その指導者の考えがいろいろなところに出てきて射技、体配など次第に変わってきます。そこで学んでいる人たちは困惑を隠せません。しかし私たちはどんな時も栄先生の教えから離れませんので、安心して学べます。しかし私たちは皆、未熟者ですので、脇目を振る余裕がありません。段や称号をとるゆとりもありません。私たちは他の人と比べたがりません。自分の進歩に応じ、その同じ仕方で整然と前に向かって歩んでいきます。私たちは世俗の仕事ではデジタルを利用し使っていても、根っこはアナログ人間です。競走馬のように自分に番号札を付けることは好みません。

貴方がもし、根っこがアナログ人間なら、また、他の人と異なることを恐れない、勇気ある挑戦者である方なら是非一緒に学びましょう!学ぶ資料は十分にあります。「一世の師」と言われた偉大な浦上栄先生は、印西派の伝統ある貴重な教えを惜しげもなく、広く開示され、それをこの地で、私たちは学ぶことができるのです。それは大きな特権です!

浦上栄先生は次のように言っておられます。

物には本末があり事には終始がある。遠きに行くには近きからするように、射道においてもまた同じで、それぞれ順序がある。それ故体育、修養のみに供してる今日でもなお、古来から伝わっている射法に従って、これを学ぶことが最も必要である。いやしくも、これによらなければ 射の目的も、また その功を失うに至るであろう】「紅葉重ね」より
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さらに浦上栄先生の次の貴重な言葉を思い起こすことは大切です。

…私としましても、六十余年この流儀に精進してまいりましたが、それも射法が合理的であるからだともいえると思います。しかし先輩の諸先生方は皆故人になられまして、親に似ない不肖の私が非力の身を以てその殿(しんがり)をつとめて居ります。私の父(浦上直置)は実に熱心な人でありましたが、丁度弓がすっかり廃れて、これから多少盛んになろうかという明治三十八年に物故しましたが、今日皆さんのご尽力で斯くも盛大をもたらしました有様を目のあたりにしましたら、さぞかし、どんなに喜んだでありましょうかと、私はそれを思う毎に何時も感慨無量なるを禁じ得ないのであります。しかし理論は永久に消滅は致さぬと思います。いづれ他日、上手な熱心な方が出られて、日置流の技の真髄を永久に伝えてくださるであろうことを、私は信じて疑わぬものであります。     「…日置流と私」(「同門会たより」日置流の特徴より)

私たち稲城紅葉会は、この浦上栄先生の言葉に深い感動を覚えるものであります。然し私たちは未熟者の集まりですので、その技の真髄を充分に味わうことは至難の業です。然しその合理的な技の片鱗を少しでも理解できた時の喜びは,何にも比べられないものであることも、多々味わっています。そしてその喜びが、さらに私たちを前に前に押してくれます。ですから、私たちは段や称号を取ることよりも、むしろ栄先生が言われている技の真髄を少しでも味あうことに情熱を傾けたいと思います。

さらにその技を、後代の私たちが学べるように活字にして残してくださった栄先生は偉大です! 

そもそもこうした教えは、昔は秘伝として代々口伝で伝え行かれたものですが、それがまた詠になり伝えてゆかれました。然しそれは凡人ではなかなか理解できない難解なものです。例えば日置流60ケ条の巻物でも読んだだけでは殆ど理解できません。しかし栄先生はその秘伝の技を広く後代に伝えるために惜しげもなく、平易な言葉にして開示し、現代の私たちに残してくださいました。(編集にあたっては浦上直先生、浦上愽子先生、同門会の方々などの並々ならぬ努力があったことは言うまでもありません)

最も重要なものの一つは「弓道教本第二巻ー浦上栄先生の言葉」です。この貴重な言葉は難解で理解しにくい部分はありますが、何者もこの言葉を割愛したり付け加える必要はありません。この書物は唯一栄先生の言葉のみで記されています。

以下の書物と合わせて読み込んでいくときに、それを理解できるはずです。「紅葉重ね・離れの時期・弓具の見方と扱い方」(鉾伏せの準と技術)、更に「もみじの春秋」などがそれです。他にも資料は多々ありますが、その三冊だけでも良く読み込ん理解して実践していく時に浦上栄先生の教えの偉大さが必ず、垣間見えてきます。それに技の真髄が何たるかを理解できるはずです。

これらの書物を平易な言葉にして書き記すということは、ご自分が並々ならぬ努力と研究を重ねられたが故に表現できるものに違いありません。「矢数を掛けよ!」参照

書物は持っているだけでは何の役にも立ちません。まず何度も何度もよく読みこんで知識として蓄え、そしてそれを必要な時に活用する能力、知恵、勇気、経験がさらに必要になってきます。そしてそれらを自分なりの引き方に拘らづに勇気をもって実践してゆく時に、として現れると理解しています。即ち体得していくのです。喜びの声が聞こえてきます!

そうです!私たち稲城紅葉会の成員は、日本の伝統ある弓術浦上栄先生の日置流印西派を学び、技の真髄を少しでも味わいたいと思っている人たちの集まりです。

いつも、浦上栄先生の言われた言葉が基本になっています。

その教えから離れ、個人的な解釈個人的な射法を取入れることは絶対にしません。過去に自分なりの引き方で当たりを覚えているなら、それを勇気をもって捨て白紙になることが重要です。

             

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 日置流弓術射道大意:浦上直先生(栄先生のご子息、愽子先生のご主人)よりいただきました。私たちはこの言葉をいつも皆で朗読して記憶するようにしています。何か困難に直面した時はいつも基本(浦上栄先生の言葉)に戻ります。結果、いろいろな人の意見や、現代の弓道の流行に惑わされることなく、安心して練習に励めます。
日本の伝統ある弓道に関心のある方は是非おいでください。そして同じ意思を持つ仲間と一緒に学んでみませんか!

弓を引くことが本当に楽しくなりますよ!

現在、浦上栄先生から直接指導を受けた、いわゆる直弟子は、ごくわずかにになっています。(令和2年 平成30年8月
そしてその直弟子から学ぶ機会も、あとわずかの時間しかありません。

私たちは現在、東京都稲城市の総合体育館の弓道場をお借りして多くの場合、〈火)(木)(日)(祭)のpm3:30~6:30に練習をしています。気楽においでになり声をかけて見てください。
経験がなくても、なにも心配することはありません、むしろ初心者の方は大歓迎です。
なぜなら、「初心者の方」のほうが、変な癖がついていないので、しっかりした基本を学ぶには最適です。進歩も断然早いです!
私たちは時間をかけて丁寧に個人指導させていただきます。

また射技の指導者は一人であるべきです。次の教歌が示す通りです。
人の弟子 かまえて弓をそしるなよ その人毎に思いありせば

特に浦上栄先生の教えに付き従い、学ぼうとする時それ(個人指導)は大切な事となります。人によって体力、素質、性格など様々ですので、その人、個人個人の進歩の状況を見極めつつ指導していかなくてはなりません。また、当然のことですが指導者はその指導が栄先生の教えであることを資料「教本2巻浦上栄先生の言葉」「紅葉重ね」「紅葉の春秋」などから裏付けられていることも伝えていかなくてはなりません。そして長い時間、長い期間 心をこめて、その人に付き添う必要もあります。
事実、弓道の射法は、十羽一絡げで大勢の人を集めて教えられるようなものではありません。また教え手によって言うことが違っているようでは教えられる側の人はどうしてよいか混乱してしまいます。(船頭多くして船、山に登る…のごとし)事実、多くの方がその混乱の世界から抜け出し真の武道を学びたいと思われ来ておられます。

「初心者の方は大歓迎です 
弓道は大変難しい武道ですが、浦上栄先生の合理的な教えに従ってコツコツ学んでゆけば、やがて弓の面白さが解ってきます。熱心に学べば学ぶほど楽しくなります。
そしてあなたに必要なものは強弓を引くための腕力ではありません。それは粘り強く自分と向き合う精神です!

栄先生は【日置流弓術射道大意】の冒頭で次のように言っておられます〔射道の本意は、肝を練り自己を正しくして筋骨を固め法に従って的に当てるにある…このようにすれば決して当たらないことはない…〕

そのような方には私たちは喜んで心より援助し、あなたの背中をいつまでも押し続けます。事実、紅葉会の新人の方は進歩が速いです。(逆にどこかの教室で学ばれた方は、その癖を取り除くのに長い~長い、期間が掛るのが現実です)
現代はグローバルでデジタル的な世の中ですが、いくら科学が進歩しても日本の長い伝統ある弓術の妙味をそれを使って学ぶことはできません。(0101では到底無理です)幸い私達には栄先生が現代の私達のために残してくださった文章があります。ですから学んでいく方向は決まっています。あとは私たちがどれ程忠実に学ぶかに掛かっています。切磋琢磨する仲間もいます。貴方をを援助する教え手も、今のところまだ健在です。学びたいと思われる方は是非お気軽においでください。

私たちは会員を増やし人を集めることが真の目的ではありません。私たちは浦上栄先生の素晴らしい教えを多くの人に知っていただきたいだけです。そして、そのような私たちの姿を栄先生がご覧になって、嬉しそうに微笑んでださる姿を想像しながら励んでいます。

 私達の会話と言えば射技に関することが大半です。体配は射技の進歩に準じて学んでゆきます。 「どうすれば、伸びが出るのか?」 「どうすれば、浦上栄先生のような残身が出るか?」 「どうすれば、鋭い軽妙な離れがでるか?」 「どうすれば、もっと強い矢が出、中るのか?」 「どうすれば、これらの技をを持続できるか?…」 などの会話が大半です。

もちろん道具(弓、矢、弽、…)は、最初の少し期間は紅葉会の道具をお貸しすることが出来ます。その後少しずつ揃えてください。自分の道具がないと、まづ進歩しません。はじめに日置流用の弽(紅葉重ね144p理想型の弽)からです。そのうち自分専用の全ての道具がきっと欲しくなるはずです。 

私達は他のどんな団体からも金銭的、物理的な他の援助は一切受けておりません。そのため会の道具も道場に常設して置くおくことは出來ず、個人の車で持ち運びしています。将来ご自分の道具を持って練習に来れるよう計画してください。ご理解くださるようお願いいたします。

【一方経験者でも]伝統ある日置流印西派を真剣に学んでみたいと思われる方は大歓迎です。どうぞ、白紙になっておいで下さい。
「お願い」※時折、弓道経験者の中には少しの期間だけ、日置流の技を学んで自分の段取り競争に取り入れようとする人たちも訪問されますが……? 動機はいずれ必ず明らかになります…?

どうぞ、真面目に真剣に、伝統ある浦上栄先生の射を学びたいと願われる方だけおいでください。皆で心より歓迎いたします。

  座射

蹲、割り膝…この引き方が日置流本来の目的とするものである。立って引く立射は、そのための練習であると書かれている。

   地元の新聞に掲載された記事です。

 

さまざまな教えで混乱する現在の弓道界の中で、一つの伝統ある弓道日置流印西派を学べるのは大きな特権です!
浦上栄先生が残された素晴らしい教えを私達と共に学びあいましょう。お待ちしております。

来たれ!心の熱き人たち!

関心のある方の「お問い合わせ」はメールにてご連絡ください。

氏名、電話番号、生年月日、ご住所、動機、経歴などを明記の上ご連絡ください。
これらの明記がない場合はお返事は出来ません。 inagi_momiji@yahoo.co.jp

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浦上栄先生の日置流印西派を学ぶ
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